第1章 とむらいの夜 ♪019 第1章♪



♪020 サウンド・オブ・サイレン♪
トマス
◆フリント フリント フリントーーー!!
◆かじだよかじだよ かじもかじ! 
◆テリのもりが ぼうぼうめらめら もえてるんだよーーーっ!!

ふたごの家

◇だんろと まきだ。

◇けいとを つむぐための きかいだ。

◇なかなかの おとこまえだが いまは それどころではない。

ベッド
◇リュカと クラウスの ボヨンボヨンの ベッド。

◇ひとやすみできる ベッド。 ひとやすみ しますか? はい→すっかり げんきになった。

トマス
◆はやくしないと たいへんなんだよ フリントー!!
◆もりだよ もりだよ もりもり! もりが もえているんだよーーーっ!
◆ったく!
◆なんだって このへいわな タツマイリむらで
 カギなんか かけちゃってるんだよ! 
◆フリントーーー!

(ドアノブ抜ける。)

◆あっ! 
◆ドアノブが・・・。 
◆なんでこんな たいへんなときに とれちゃうかなー!
◆あっ ドアノブ! じゃなくてフリント!
 ねぼけてるばあいじゃないぞ! 
◆テリのもりが おおかじなんだよ!!
◆こんな たいへんなときこそ あんたみたいな むこうみずな
 ナイスガイの でばんじゃないか!
◆きてくれよ フリントーーー。
 たのむよーーー!
はい
いいえ
◆こうなったら ムリヤリにでも つれていくからな!

トマス
◆おれは あんたの うしろにつくよ。 
◆いいじゃないか
 おれは うしろにつくのが すきなんだよ!

◇ドアノブが はずれた ドアをあけた。

♪022 テリの森へ♪

かだん
◇ヒナワが ひまわりのつぎに すきなはな タツマイリ・ガーベラ。

ひつじ
◇ひつじたちは おちつきなく うごきまわっている。

(ボニーを調べる)
◇イヌごやに なにかを かくしている。
◇フリントは ぼうっきれを てにいれた!   (いっぱい)◇ぼうっきれは もう もてない。
トマス
◆おい! フリント!
◆ぼうっきれは なにかあったときの ぶきに なるな。
◆ちゃんと 「そうび」しておいたほうが いいよ。
◆ただ もってるだけじゃ キャラメルと おなじだもんな。

(ボニーを調べる)
◆ク~ン・・・。(やけに さわがしいけど
 よるは しずかにするものだよね。
 ボクは おりこうな イヌだから しずかに しているよ)

ビフ
◆ああ フリント!
◆きたのそらが けむりで まっくろだよ。

中央広場

リッチ
◆もりが かじになっちゃったら クラウスと リュカたち
 かえってこれなく なっちゃうよ。

ニコル
◆て て て・・・ テリのかじが もりだって!!
◆ちがう ちがう! かりのてじが もりだーっ!!

ジャッキー
◆あっ フリント! 
◆テ テリのもりが かじだって? 
◆えっと その・・・ おれも てをかしたほうがいいかな?
 ↓
はい
◆あっ・・・ ま まってくれ。 
◆えっとホラ おれ いそがしいんだよ・・・。
◆じゃなくて なんていうか その・・・。 
いいえ
◆そ そうか いや そういわれると おもってたんだ。
◆きにしないでくれ・・・。
 おれも きにしないから・・・。

◆ごめん・・・。 
◆きょうは フリントに まかせるよ。

ジル
◆フリントさん。 
◆トマスさんの いうことだから はなしはんぶんくらいに
 きいておいたほうが いいかもしれないわよ。

ブレンダ
◆テリのもりが かじだって・・・。 
◆もし ほんとなら さっさと にげないと このむらまで
 ひにつつまれちまうよ!

リサ
◆トマス! 
◆あなたってひとは まったく サイレンみたいに おおさわぎして!
◆あんまり フリントさんに めいわくかけるんじゃ ないわよ!

マップソン
◆ちずずき ちずもちの マップソンに ごようといえば ちずのことだね? 
◆えんりょなく もっていってくれ。
◇タツマイリマップを てにいれた!
◆テリのもりの おくにある ライタのこやが しんぱいだな。 
◆そこらあたりに ○じるしを つけておいたよ。
◇ちずに しるしを つけてもらった!

◆はやく みにいって やってくれ。 
◆おっとっと。 ちずのみかたを おしえてなかったな。
◆ちずを みるには なんというか・・・
 みぎての ひとさしゆびに ねがいとか ちからを
 こめればいいはずだよ。
◆ぶっちゃけて いえば Rボタン・・・てきな?

プッシャー
◆フリントくん! おそかったじゃないか! 
◆はやいとこ かじのようすを たしかめてきたまえ! 
◆この タツマイリむらにまで ひがまわってしまったら
 わたしのめいよや わたしのざいさん 
 それに わたしそのものまでもが おじゃんに なってしまう! 
◆とにかく きたにいけ! 
◆きただよ きた! 
◆とうざいなんぼくの きた!
◆なんで このわたしにそこまで いわせるのかね チミは!

◆なんども いわせんで くれたまえ チミ! 
◆とうざいなんぼくの きた! 
◆きたへいけば いいんだ! 
◆いちど きいただけで わからんのかね チミは!

ポール
◆ゲホッ ゲホゲホッ 
◆かじって きいゲホただけで せきが とまんなゲホくて 
◆ほら ボクって びんかんだから・・・。
◆ところで はしっていきたいんだったら 「ダッシュ」で いったら どうです?
◆ゲホゲホ。

花壇
◇ヒナワが むらのためにおくった タツマイリ・ガーベラ。

ドア
◇いまは それどころではない。

ポスト
◇なんやかんやの りゆうで つかわれていない。

かんばん
◇「トマスのバザール」 いいもの あるよ。

◇「ジャッキーのYADO」 ベタベタしない おもてなし。

せんたくもの
◇もんくあるか?! 「ほしっぱなし」だ。

(別のほうへ行こうとする)
トマス
◆フリントーーー かじは そっちじゃないぞ! 
◆よりみちしている ばあいじゃ ないだろ?

トマス
◆おおーーーっと おれたち ちずを もってないじゃないか! 
◆マップソンに もらってこなきゃ。


クロスロード

アボット
◆フリント!
◆この クロスロードを にしへむかって
 プレヤのイノリバを こえたさきにある テリのもりが
 おおかじ らしいんだ! 
◆せつめいっぽくて ごめんよー!

アビー
◆フリントさん! 
◆みちが わからなくなったら たてふだとか かんばんとか
 ちゃんと よんでくださいね。 
◆わたしは しんせつで いってるんですからね!


トマス
◆おーいリダ! そっから かじは みえるかー?! 
◆おいっ てば!
◆・・・あいかわらず むくちな やつだな。


◇クロスロードの かねつきやぐら。


ナン
◆わたしなんかが いっても なんの やくにも たたないし。
◆どうしましょう・・・。

スズメ
◆チュンチュン。
 (スズメアドバイース! 
 ここは へんに なにかに たとえたりせずに
 ゲームようごなども まじえて いっきに いきますよー。
 メニューは STARTボタンで よびだせます! 
 メニューは ひだりから じゅんばんに グッズ・そうび・ステータス・スリープ 
 いまのところ その4つを じゅうじボタンで えらべます。 
 メニューを えらんで Aボタンを おすことで
 いろいろ しりたいことが わかるように なってます! 
 さいごに メニューの いちばんみぎ 「スリープ」について です。
 この スリープを えらんで Aボタンを おせば
 ゲームを ちゅうだんできます! 
 そのあいだは でんちも あまり へらないから あんしんです。
 また はじめたいときは
 SELECTと と を いっしょに おせば いいんです! 
 どうですか。
 もういちど ゆっくり せつめい しましょうか?)
 ↓
はい
(もう一度説明)
いいえ
◆チュチュン。
 (ゲームようごを つかいこなす スズメって スズメらしいでしょ?
 じゃなくて めずらしいでしょ?
 では いまこそ スズメらしく
 チュチュチュチュチュン!)

あんないばん
◇みなみ:タツマイリむら 
◇にし :テリのもり 
◇きた :ミソシレはかば

かんばん
◇ドレでも ソレでも ミソシレはかば 
◇ゾンビおことわり

どうくつ
◇いりぐちは ふさがれている。

◇フリントは ナッツを てにいれた!  
(いっぱい)◇ナッツは もう もてない。


イノリバ周辺


アチャト
◆ほのおがせまって きたもんで ひっしに にげてきたけど・・・。
◆ライタおやかたと フエルちゃんが まだ もりのなかに・・・。

アチャト
◆じゅんびうんどう しないで はしっちゃった もんだから。
◆ぼくの あいぼうときたら・・・。
エントツ
◆ぜえぜえぜえぜえ・・・
◆ぜえぜえ・・・ そこを おさないで・・・
◆ぜえぜえ・・・ おさないで・・・ 
アチャト
◆このありさまですよ。



エントツ
◆ぜえぜえぜえぜえ・・・
◆ぜえぜえ・・・ そこを おさないで・・・
◆ぜえぜえ・・・ おさないで・・・ 
◆おさないでってば・・・ 
◆おすと きぶんが・・・
◆なんで おすのよ・・・ 
◆また おした・・・ 
◆そんなに おすと・・・

◆オエーップ! 
 もしものことがあったら おした あんたのせい だからね。

◆ハー ハー ハー ハー・・・。 
◆まだ きぶんわるいよ。

スズメ
◆チュン チュンッ。
 (スズメアドバイース!
 ちょっと いいですか? 
 もしも たいりょくが なくなったり どくに おかされたりしたときには
 おんせんに はいるのが いちばんなんです。
 でもね ゆっくり つからないと
 こうかが ないらしいんです。
 テリのもりの なかにも いいおんせんが あるんです。
 さいごに スズメらしく
 チュン チュンッ)

◇ベンチなのか テーブルなのか。
 はたまた ベッドなのだろうか。

 (イノリバを無視して先に行こうとすると・・・)
ヨーネル
 ◆フリント! まて! まつんだ! 
 ◆もりに はいるときは
  ほこらで もりのかみさまに ひとこと ことわっていくほうが
  わしの かんがえからして まっとうな にんげんの
  することだと おもうのだが! 
 ◆わしは・・・わしの いうことは まちがっているかね!
 ↓
はい
(ループ)
いいえ
◆いのりなさい・・・。 
◆もりと ひとと どうぶつと わしとが こうふくで いられるように。

 (さらに無視して行こうとすると)
 ◆こら フリント!
  わしと もりのかみさまを むしするな!

ヨーネル
◆どんなに いそいでいても しきたりを わすれてはならんのだ。 
◆わしの かんがえは まちがっているかね!


プレヤのイノリバ  ♪023 森のイノリバ♪

ヨーネル
◆もりと ひとと どうぶつと わしとが こうふくで いられますように・・・。
◆おお フリントか よくきた。 
◆もりに はいるまえには ここで おいのりをささげるのが
 ただしいと わしは おもうのだ。

◆もりに はいるまえには ここで おいのりをささげるのが
 ただしいと わしは おもうのだ。

(無視して先に行こうとすると・・・)
ヨーネル
◆まてまて さっきの わしのはなしを
 きいてなかったのか!
◆ちゃんと おいのりを・・・
 おいのりを するのだ!


かがみ
◇なかなかの おとこまえだが いまは それどころではない。


白いりゅうと黒いりゅう
◆れいせいに おこたえください。 
◆このゲームの プレイヤーである あなたの なまえを おしえてください。


あなたじしんの なまえを
おしえてください(入力)


◆わかりました。
◆○○○さん・・・ 
◆あなたの おなまえは 「○○○」で
 まちがいないですか?
はい
◆それでは ひきつづき ゲームを おたのしみください。
◆わたしが 3つかぞえたら いま しつもんされたことは
 あなたのきおくから きえるでしょう。
いいえ
◆そうでしたか ざんねんです。 
◆では おてすうですが もういちど おねがいします。(再び入力)
 3・・・
 2・・・
 1・・・ 
◆もう わすれましたね?
はい
◆そう。それでいいのです。
いいえ
◆・・・わすれなさい。 

◇ここは なにか とくべつな ばしょらしい。

ヨーネル
◆うむ わしのいうことをきいて ちゃんと おいのりできたな。 
◆きをつけて いくがよい。


オリー
◆たいへんなときだから てつだいに きたってのに・・・! 
◆エドが とおしてくれないんだ!
◆ボクだって やくにたてるよ! ヤジウマなんかじゃないさ!

ブッチ
◆かじはどこだー?! もえてんのかー?! 
◆もりが ゴウゴウと もえてんのかー?!

エド
◆フリント よくきてくれた! 
◆もりのなかで ライタとフエルが にげおくれてるらしい! 
◆ヤジウマは わたしがおさえておくから はやく さがしてきてくれ!


テリのもり イサクのいえ ♪024 炎の森♪

マイク
◆ゴホゴホゴホ 
◆おお ワシににて おとこまえな やつが あるいてくるとおもったら
 フリントじゃったか。
◆けむりがひどくて のどのよわい ワシには
 ここから さきはむりじゃ。 
◆ワシの かわりに この クッキーを・・・
 この たしょう ふけつな
 あまり おいしくない クッキーを やくだててくれ。 
◆・・・
 ぜひ やくだててくれ。

◇フリントは このみクッキーを てにいれた!     (いっぱい)→◆もちきれない ぞ。

◆ゴホッゴホッゴホッ! 
◆わかった わかった。 
◆この たしょう ふけつな あまり おいしくない クッキーを
 もういちまいだけ あげよう。 
◆やくだててくれ。
◆・・・
 やくだててくれ。

◇フリントは このみクッキーを てにいれた!     (いっぱい)→◆もちきれない ぞ。


枚もらった後)
◆そ そんなに ほしがられても・・・。

マット
◆イサクのヤツ どこにいってるんだか。

ブロンソン
◆おお フリントか。 
◆ゴホゴホッ! 
◆くそう けむりをすいこんじまった。 
◆ライタとフエルのおやこが まだ もどってこないんだ! 
◆きっと もりのおくのほうだとおもう。 
◆ゴフォゴフォ! 
◆おれの しんぱいより はやく あのおやこを!

かんばん
◇「どくヘビちゅうい」 
◇どくけしは どこだったかに あります。


おんせん

スズメ
◆チュンチュン。
 (スズメアドバイース! 
 てきに であっても できるだけ たたかいに
 ならないように ならないようにって そういうひと いるじゃないですか。 
 ダッシュを うまくつかって ヒョイヒョイって かんじで。 
 ことなかれしゅぎって いうんですか?
 ・・・あ これ あなたが そうだって
 いってるわけじゃ ないですよ。 
 なにごとも にげてばかりじゃだめで やるときゃ やっとかないと
 あとあと どうしても たたかわなきゃ いけないときに 
 けいけんが たりなくて くろうすると おもうんです。
 「にげすぎは こうかいするぞ わかものよ」 
 これ おぼえといてください。 
 さいごに スズメらしく
 チュチュン チュチュン)

◇ココリおんせん
 「いそぐとも 5びょうは つかれ ココリのゆ」

トマス
◆いくらなんでも せっかちすぎるよ フリント!
◆そんなんじゃ おんせんこうか ゼロだよ ゼロ!
◆「いそぐとも 5びょうは つかれ ほにゃららら」
 っていう ゆうめいな ハイクを しらないのか?

◇おんせんで ゆっくりしたので フリントたちは
 いきかえったようになった。


テリのもり おく

(ブタマスクに近づくと箱を置いて走り去る。) ♪028 ブタマスク参上♪
◇ほのおが はげしくて ちかづけない!

◇てつで できた ハコのようなものが おいてある。

トマス
◆ライタ! 
◆おい! 
◆ライタ! 
◆だいじょうぶかよ?!

ライタ
◆フリント・・・。 
◆あ トマスも・・・。 
◆ち・・・くしょう ゴホッ。 
◆こいつら やっつけてもやっつけても でてきやがるんだ!
◆まえに すすめやしねぇ! 
◆ゴホゴホッ・・・!
トマス
◆なんだ コイツは?! 
◆ムシなのか?!
ライタ
◆ゴホゴホッ わからねぇ。 
◆こいつらが もりに ひをつけて まわってるんだ。 
◆それより フエルが まだ こやにいるはずなんだ。
トマス
◆ええーっ! フエルが まだこやに?! 
◆フリント! 
◆フエルを たすけにいってやってよ! 
◆おれは ライタのめんどうみてるから。

トマス
◆ライタのことは おれに まかせてくれ! 
◆なんだよー フリント! 
◆そんなに しんぱいそうなかお するなよ!

ひつけむし
◇みたこともない ムシだ。

ライタ
◆おまえなら おれのカクザイを つかいこなせるだろう。
◆もって ゴホゴホッ いくがいい。

◇フリントは ライタのカクザイを てにいれた!
トマス
◆フリント。 
◆カクザイを ぶきとしてつかうなら ちゃんと 「そうび」したほうがいいぞ! 
◆じゃないと いみがないよ!


(北に向かうとひつけむし三体と戦闘。)
♪030 めいわくなやつら♪

ライタ
◇きを うしなったようだ。

(村にもどろうとすると)
◇フエルが ひっしで たすけを よんでいる。


ライタのいえ

カエル
◆ぴょんぴょん! ぜひ セーブしておきますか? 
◆しておきますよね?
はい
(セーブ画面へ)
◆おきをつけて いってらっしゃい。 
◆つぎにあう カエルによろしくね。
いいえ
◆おゆるしがなければ わたしの いちぞんで
 セーブしたいぐらいですが・・・。
◆かんがえなおしては みませんか。

フエル
◆たすけてー! ♪031 なに?♪

(帰ろうとすると)
フエル
◆たすけてーーーっ!! 
◆たすけてくれえぇぇぇぇ!!

ドア
◇たいあたりすれば なんとか こわせそうだ!

(階段を上がろうとするとトビマウスと戦闘。)

◇やけおちたはしらが ゆくてを ふさいでる!


フエル
◆フリントさん!
◇フエルをほごした!♪021 いっしょに♪


(崩れる階段)

二階への階段
◇もう もどれない!

(家が崩れる)

フエル
◆ああ! 
◆ススで まっくろだけど たすかったんだよね。 
◆フリントさんも まっくろだ。 
◆ありがとう! まっくろの フリントさん。
◆ほんとうに ありがとう! 
◆まっくろの フリントさん。 
◆そうだ! 
◆とうちゃんに ぼくのぶじを つたえないと・・・。 
◆きっと どこかで ぼくのこと しんぱいしていると おもうんだ!

◇かんぜんに くずれている。

カエル
◆ぴょんぴょん! ぜひ セーブしておきますか? 
◆しておきますよね?
はい
(セーブ画面へ)
◆おきをつけて いってらっしゃい。 
◆つぎにあう カエルによろしくね。
いいえ
◆あ そうですか・・・。
◆それはそうと まっくろですよ。


(温泉につかると、下半身だけススがおちる。)

マット
◆おう! ヒック・・・。 
◆だれだか しらねえが まっくろさん! 
◆フエルを たすけてくれて ほんとうに ごくろうさん!
◆いやぁ たいした まっくろだ。 ヒック・・・。

アボット
◆あ フエル! フリント! 
◆ススで まっくろだけど ぶじだったんだね! 
◆ライタなら トマスが プレヤのイノリバに つれていったよ。
◆それにしても まっくろだな・・・。

アビー
◆あっ フリントさん! フエルちゃんも! 
◆ふたりとも まっくろだけど わたしには すぐにわかったわ。
◆?
 あ このケガ? 
◆それがね・・・。
アボット
◆そう! そのきず。 
◆アビーのやつ さっき ひじょうに せつめいしにくい
 せなかに こんちゅうみたいな はねをはやした
 そらとぶネズミみたいなやつに おそわれて どっかしらを
 かまれちゃったらしいんだ。 
◆オッケィ? 
◆わかりにくいようだったら もういっかい せつめいしようか?
アビー
◆わたしは オッケィよ! 
◆とっても わかりやすい せつめいだったわ。

マット
◆ろくでもねぇことが つぎつぎ
 つぎつぎに おこってるような ヒック・・・。 
◆おこってねえような。

アボット
◆そういえば もりのおくで でっかい へんなものが
 そらをとんでたんだ。
◆あんなものは いままで みたことがなかったよ。

アビー
◆あんな せつめいしにくい いきものはなかったわ。 
◆そらとぶ みたいな。 ネズミ みたいな。
 こんちゅう みたいな。 かまれた みたいな。


イノリバ周辺

トマス
◆フリント! 
◆ススでまっくろだけど
 ぶじだったんだな! 
◆ライタは おれが ちゃんと ここまで つれてきたよ!
◆はやく フエルのかお みせてやれよ。

イノリバの鏡
◇かおが まっくろだ。



フエル
◆とうちゃーん! ♪033 ジェントルレイン♪
ライタ
◆そ そのこえは・・・ フエルなのか?! 
◆ぶじだったのか!! 
◆てめー このやろう・・・ ススで まっくろじゃねーか!
フエル
◆とうちゃんこそ あしを ケガしてるじゃないか!
ライタ
◆こんなもんはなぁ こうして こうやって こう・・・ 
◆イテテテ ばかやろう!
アチャト
◆おやかた ひとりで なにやってんですか!
ライタ
◆ケガのしゅうりに きまってんだろうが。
トマス
◆それにしても フリントが きてくれて
 ほんとに たすかったよ。
エド
◆ふたりは ガキのころから うらやましいくらいの
 ケンカともだち だったもんな。
ライタ
◆・・・ありがとうよ フリント。 
◆なんだか ぶざまなところを みせちまったな。
◆きょうのところは おれの かりにしておいてくれ。
アチャト
◆おやかたの ありがとうなんて はじめて きいたかもしれない。
ブロンソン
◆あはは まったくだ。
◆これは もしかすると おおあめが ふるぞ。

(雨・・・)

エド
◆・・・ほんとうに あめがふってきたな。
トマス
◆このあめで ひが きえてくれれば いいね・・・。
エド
◆ライタのてあても しなければならん。 とりあえず むらにもどろう。