第7章 7つの針♪170 第7章♪



(オソヘ城に入っていく仮面の男・・・)♪171 みぎ ひだり みぎ ひばり♪


ウエス
◆よくねておるな。 さいわい ケガは しておらんようだ。
(オールドマンズパラダイスにて目覚めるリュカ)
アレック
◆おお いしきが もどったか。
◆ボニーも ぴんぴんしておるよ。

(話しかけず部屋を出ると)
ウエス
◆まてまて ワシらを ムシして どこへいくんじゃ?!

アレック
◆ゆめのなかの ヒナワが とにかく いそいで
 ワラを つむようにと いったんじゃ。
◆ヒナワが おまえたちを たすけてくれたんじゃ。

◆ヒナワは どこにいても おまえたちの ことを 
 おもっているんじゃよ。

ウエス
◆ふしぎな ことじゃ。
◆アレックが ゆめのなかで ヒナワさんに
 あのばしょに ワラをつむようにと たのまれたんだそうだ。
◆そこに なんと げんじつの おまえたちが 
 おちてきた というわけじゃ。
◆まったく ふしぎな ことじゃ。

◆ケガひとつ ないなんて まったく きせきじゃ。

♪127 いささかエレジー♪

アレック
◆ダスターも いっしょに いたのか?
はい
◆そうか やっぱり。
◆だが・・・ しんぱいは いらんだろう。
◆ウエスには わしからつたえておくよ。
いいえ


◆リュカ わしのゆうじんの マジプシーに あったようだな。
◆あのひとたちは ああみえて しんらいできる ひとたちだ。
◆ちからを かして もらえるかも しれないよ。

◆・・・きっと ぶじだろうよ。

マイク
◆こうして いちにち たてものの なかに いると
 たいくつで・・・ たいくつで・・・ あくびがでて しかたがないよ。
◆いいなぁ わかいって。

リンダ
◆あら もうだいじょぶ?
◆あんまり ムチャなこと しちゃダメよ?

ナン
◆あらあら ボニーちゃん。
◆あら リュカちゃんも いたのね。

おばあちゃん
◆まごと ちりとりとか あやとりとか しりとりとか
 してあそぶのが たのしいのよね。


♪126 ハッピータウン?♪

ボニー
◆ワンワン!
 (なんだ あれは!)
(ボニー走り去る)

のらイヌ
◆バウワウ バウワウ!
 (カミナリが おさまって すっかりつよきな ボクです)

エド
◆リュカの まわりには いつも なにかが おこってるね。
◆つかれるだろう さぞかし。

おにいさん(茶)
◆キャッチ ロー! キャッチ ロー!
◆この おっちゃん あきらかに いっぱんじんとは
 ちがうしゅみ でしょうね。

おにいさん(黒)
◆キャッチ ロー! キャッチ ロー!
◆もりの においの するひとだ。
◆・・・もりに かえれば いいのに。

おにいさん(青)
◆この おかしな おんなみたいな おとこみたいな
 おとこみたいな おんなみたいな ひとが ぐるぐるまき みたいなことになって
 ここで ごろごろしてるんだけど どうしていいか わからず 
 てを こまねいている おれさ。

おんなのひと(金髪)
◆たすけるって いったって たてること ぐらいしか おもいつかないわ。
◆どうしようかしら・・・ たてようかしら・・・。

おじさん(黄)
◆ぜんぜん ちがうこと いっていい?
はい


いいえ
◆いわせてくれよ。
◆いうよ。
◆いっちゃう。
◆このあいだ ドアノブひろってさ。
◆ムシャクシャしてたから おもいっきり ひがしのほうへ なげてみたよ。
◆おかげで かたを だっきゅう しちまったよ。
◆あ だっきゅうまでは してないけどな。
◆ハハハ。

おんなのこ(おだんご)
◆ロープを きれば じゆうになる・・・ のかしら?
◆ロープを きってあげて あばれだしたら こまるじゃない?

イオニア
◆モゴッ ングッ ムグググ・・・
 ・・・・・・プハッ!
◆ふー じりきで さるぐつわを はずしたわ!
◆くちを こう こう こういうふうに モゴモゴして
 すこしずつ ずらして はずしたの!
◆やったわ わたし!
◆あなた わるいけど おこしてくださらない?

◆ありがと!
◆おけしょう おとして イケてないところを 
 おそわれちゃったのよ。
◆あら?!

◆あなた こないだ おんせんで あった おとこのこ!
◆やっぱり うんめいの いとは あなたに つながっていたのね。
◆PSIを つかえるって しったときから あなたとは 
 なにかあると おもっていた。
◆そうよ わたしたち マジプシーが なんまんねんも まっていたのは
 きっと あなた・・・なのね?
◆あなたにも やっぱり わかるのかしら。
◆「そのとき」が ちかづいてるってこと・・・。
◆わからなくても いいの わたしにも まだ 
 かくしんは ないんだから。

◆でも わたしが おそわれたということは・・・
 ひょっとして・・・。
◆はっ?! だいじょうぶかしら? エオリアちゃん。
◆でも わたし おけしょうしてないから とんでいけないし
 じめんを ださく あるいていくしか ないわ。
◆しょうがない あるいてでも いく。
◆あなた いっしょにいくのよ! エオリアちゃんの おうちまで!
◆いいわね?
はい
◆すてき!
◆わたしたち ちからをあわせて 
 すっごいことを しましょう・・・ 
 いい いみで。
いいえ
◆そんな たびじたくが どうだの ハミガキを してこなくちゃだの
 にちじょうてきな レベルの はなしじゃ ないのよ。
◆いっしょに エオリアちゃんの おうちまで いくのよ。
 ↓
 ↓
はい
◆すてき!
◆わたしたち ちからをあわせて 
 すっごいことを しましょう・・・ 
 いい いみで。
いいえ
◆だめ! いくのよ!
◇イオニアと いっしょに いくことに なった!

イオニア
◆エオリアちゃんの おうちまでは このかわを のぼっていけば
 すぐなんだけど・・・。

おにいさん(茶)
◆ちょっとまった おにいさんたち。
◆あんたたちの はなしは さっっっぱり わからなかったけれど
 かわを のぼるんだったら おれたちの でばんだぜ。
◆カモン!

おにいさん(黒)
◆おれたち ボートこぐことが よろこび。
◆むかしは ボートなかったからなぁ。

おにいさん(茶)
◆てにいれた ばっかりの さいこうの ボートだ!
◆もちろん のってくね?
はい
♪172 なかなかのリバー♪
(移動)
いいえ
◆そうか あるいていくのか。
◆たいへんだぞ? あるきは。

おにいさん(青)
◆この おかしな おんなみたいな おとこみたいな
 おとこみたいな おんなみたいな ひと。
◆ちかくでみると すっごいね。
◆あ ゴメンゴメン いいいみで。

おんなのひと(金髪)
◆わたしが たてようか たてまいか 
 ぐずぐずしているあいだに あなたが たててくれたのね。
◆やっぱり こうどうりょくって だいじね。

おじさん(黄)
◆また ぜんぜん ちがうこと いっていい?
はい
◆おれの ちょっかんでは
 こないだひろった ドアノブ・・・
 トマスのしもんが ついてたような きがするんだ。
◆あくまでも ちょっかんだけどな。
いいえ
◆そうか。
◆ドアノブのはなしを してやろうと おもったんだけど・・・
 ききたくなかったか。

おんなのこ(おだんご)
◆いやいやいやいや まだ こわい!
◆ロープを きったら あばれだすかもしれない。
◆こんな すっごいびじんって かえって こわいわ。


ブタマスクくんれんじょ♪171 みぎ ひだり みぎ ひばり♪

ブタマスク
◆おれたちに あったら もっと カッコいいものでも みるような
 あこがれの めを しろよ。

ブタマスク
◆にっしゃびょうで たおれてるんじゃないぜ。
◆サボってるだけだ。 モグモグ ゲーーップ。

マット
◆おまえ そらから おちてくるなら さきに ひとこと いっとけよ。
◆びっくり するだろ。

ブタマスク
◆こたえを ききにきたんだね。
◆さぁ いうよ。
◆かぜを ひいていたんだけど もう すっかり なおちゃったんでしたー。
◆・・・ずいぶん じかんが たったからね。

ブタマスク
◆ひだり みぎ ひだり みぎ
 ひだり みぎ ひだり みぎ
 ひでり むぎ みなと ひで
 ふたり よる むせび なく・・・
◆おまえの せいで ごうれいが ムチャクチャに なっちゃったよ。

ワラ
◇ワラが うずたかく つまれている。


ウエス
◆わしの いねむりうらないに よれば きょうは トリプルラッキーだよ。
◆じしんを もって だいかつやく しなさい。


ちゅううおうひろば

アル
◆あたらしい ともだち?

リサ
◆あら リュカじゃない。
◆あなた おともだちは ちゃんと えらんだほうが いいわよ。

ブレンダ
◆あんたも いよいよ おかしくなってきたかい?

ジル
◆コーバが へいさされた みたいよ。
◆これで ブッチちゃんも ビフちゃんも うちにかえってきて
 くれると おもったら こんどは ニューポークとか
 いうところに いっちゃって ぜんぜん かえってこないのよ。

マップソン
◆ちずずき ちずもちの マップソンに ごようといえば ちずのことだね?
◆おう リュカじゃねーか。
◆おまえさん かわったともだち つれてるなあ。
◆いや いや。
◆わるいとは いわねーけどよ。
◆なに?
◆エオリアのいえだって?
◆よくしらねーが たぶん このあたりだと おもうぜ。
◆ちずに しるしつけといてやるよ。
◇ちずに しるしを つけてもらった!

◆さいきん ヨクバとかいう しょうにん こねーなあ。

リッチ
◆わたしも ついていっていい?
◆あ ダメ・・・。

アビー
◆そういう ともだちは トカイに いるわけ?
◆だとしたら すっごい かっこいいと おもう。
◆もりのおくとか いなかとかに いるんだとしたら きもちわるい。

アボット
◆おまえ ともだちが おおいなぁ!
 どこで しりあってくるの?

ポール
◆いいんじゃないか?
◆オレは いいとおもうよ そういうことは じゆうで。

フエル
◆げんき? ぼくは げんきだよ。

アンジー
◆フエルが ときどき おみせのパンを たべてるの。
◆わたしは みたことが ある。
◆わたしは たまにしか たべない。

カロリーヌ
◆あら リュカくん いらっしゃい。
◆あ おかいもの? なにか おさがしかしら。
(ショップ)
◆ありがとう。
◆また きてね。

ニコル
◆このごろ ニューポークに いくやつが けっこう いるんだよ。
◆ぼくも いきたいよ。
◆こんな のほほんとした むらに いつまでも いたくないよ。

トマス
◆いらっしゃい!
◆そっちの キレイな おねえさんも なにか かっていきなよ!
(ショップ)

プッシャー
◆ななな なんだなんだなんだ!
◆わたしを おどろかせて どうしようっていうんだ?!
◆でていけ でていけ でていけ!
 この わたしのむらから でていってくれー!

エルモア
◆けがわらしい! じゃなくて けがらわしい!
◆あれ? けがわら けがらわ・・・ でていって!

セバスチャン
◆わたくし いかにも なんか ありげな かおを してますが
 ほんとーーーに わきやくちゅうの わきやく。
◆ただ いそがしく はたらきまわってるだけの セバスチャンで ございます。

オリー
◆わっ キレイなひと!


YADO

ブタマスク
◆このごろ とてもヒマ。

ブタマスク
◆このごろ ヒマ。

テッシー
◆そちら おとこのかた? おんなのかた?

ジャッキー
◆トカイから このむらに きてたひとは
 もう すっかり あしが とおのいた。
◆ぎゃくに このむらから トカイに いきたがるひとは ふえている。
◆だとしたら うちのホテルが トカイに ひっこせば いいんじゃないか?
◆と な? そう おもってるんだよ。

ベッツィー
◆わたしは トカイに ひっこすの さんせい。

おにいさん
◆やぁ カネ もってるふりして ずっと とまってるんだけど
 じつは ないのよ。
◆どうしていいか わからないから きょうも ここに いるのよ。
◆こわいよ オレ まいにちが。
◆せいきゅうされるのが こわくて へやから でられないんだよ。


ふたごのいえ

おじいちゃん
◆このむらから でていく にんげんが いるなんて しんじられないよ。
◆でも・・・わしも なんとなく いづらくなってきた。

ブタマスク
◆あやしい!
◆おまえたち・・・っていうより その ぴょんぴょんのやつ。
◆あからさまに あやしい!
◆でも なんにも わるいことは してないんだよな。

おにいさん
◆おれが ずーっと ここにいるあいだ おまえ いろんなこと
 してきたみたいだな。
◆かなり うらやましいよ。
◆あるいみ こわいよ。

ひつじ
◆メェー。
 (こんな もように あこがれてたんだ。 ニコニコ)

ひつじ
◆メェー。
 (コゲた けが ちょっと もとに もどってきた。 
 ニコニコ)

ひつじ
◆メェ・・・。
 (いいなぁ コゲた やつら。 いろんな けいけんが できて・・・)


オオウロコ海岸

ポリスマン
◆ここも しずかに なったもんだよ。
◆おれと イヌだけで ひっそり やってるよ。

のらイヌ
◆バウ バウワウ。
 (おれは トカイには いきたくない。 ここが スキだ)

おにいさん
◆いらっしゃいま せー!
◆うみのみせに ようこ そー!
◆なにかー かっていきます かー?
はい
(ショップ)
いいえ
◆まった おこしくださいま せー。

エントツ
◆キミ まんざいやってなかったら なにに なりたかった?
アチャト
◆ボクは おいしい パンやさんなんか やってみたかったね。
◆キミは?
エントツ
◆ボクは なんといっても おとこの にんぎょやね。
アチャト
◆どんな にんぎょやねん。
エントツ
◆しかも じょうはんしん さかなで かはんしん にんげん。
アチャト
◆なにもかも ぎゃくや。
エントツ
◆あやしい はんぎょじんとも いうね。
アチャト
◆もう ええわ。(効果音)

おんなのひと
◆むこうにいる だんせい・・・。
◆まだ ずっと こっちを みてるけど・・・。
◆クラブ・チチブーでも わたしのこと みていたし。
◆やっぱり わたしのこと スキなのね。
◆ほんとに やだわぁ ドキドキ。

おとこのひと
◆むこうにいる じょせい・・・。
◆まだ ずっと こっちを みてるけど・・・。
◆クラブ・チチブーでも ぼくのことを みていたし。
◆やっぱり ぼくのこと スキなんだろうな。
◆ほんとに やだなぁ ドキドキ。

バトー
◆なんか マジックを かんじるなぁ そのひと。

ブタ(茶)
◆ぶひー??
 (ゆめでさぁ 「イベリコ」ってことばが 
 でてきたんだよ。
 イミわかんないよ。イベリコ)

ブロンソン
◆リュカか。
◆たまには ここで ひとやすみ していけよ。
◆ひにあたって ちょっと ひるねしたら すっかり げんきになるぜ。
◆やすんでいくか?
はい
(回復)
◇すっかり げんきになった。
◆いつでも くるといいさ。
いいえ
◆いつでも くるといいさ。

ドナ
◆トカイって しってる?
◆きっと トカイには このむら いじょうの
 シアワセが あるにちがいないわ!

ヨーネル
◆わしは ふと おもったんだ。
◆わしは わしの ことばかり かんがえているから
 わしいがいの ひとに すかれないんじゃないか・・・。
◆しかし わしいがいの ひとも もっと わしのことを かんがえれば
 バランスが とれると いうもんだ。
◆どうして わしいがいの ひとたちは わしのことを 
 もっと かんがえないのか。
◆リュカ! ときどき こうして わしに 
 はなしかけてくれる おまえが ほんとうに スキだ。
◆おまえ わしの あとつぎを してくれても いいぞ。
◆ただし こどくだが・・・。

ボブ
◆うちの おやじは としを とるごとに 「わしいしき」が かじょうに 
 なってきてるぜ。
◆わしわしわしわし・・・ うるさいったら ありゃしない。

ナナ
◆あたし じぶんの わるいクセが わかったの。
◆ひとことで いうわ。
◆はなしが ながい。

おねえさん
◆この みさきも よけいな ひとたちが いなくなって 
 しずかになった。
◆でも ちょっと さみしくなった。
◆きこえるのは なみの おとだけ。


クロスロード駅

おとこのひと(黒い服)
◆ノッポさん いなくなっちゃったけど ノッポさんの つく かねのおとが
 ときどき きこえるような きが するんだよね。

おばさん
◆あいかわらず つまんない にもつを いっぱいにした ままで
 あるいてるんじゃ ないでしょうね?
◆たべなさい たべなさい!
◆すてなさい すてなさい!
◆そうじゃなかったら にもつは かたづかないんだから。

ポリスマン
◆えきの きんじょの おまわりさんで よかったよ。
◆こうして たまには おまえなんかに はなしかけて もらえるしさ。
◆これが やまおくの おまわりさんだったら
 クマとかさぁ そういうやつに あうだけだろ?
◆こわいよ。

えきいん
◆でんしゃは あるいていくより つかれないのに
 こんなに おやすく
 こんなに しんせつ。
◆ただ どうぜんの 50DPです。
◆おのりになりますよね?
はい
◆だったら いっそ グリーンしゃに
 おのりになりますか?
◆グリーンしゃは ほんのすこし おたかくなってますが
 おのりになりますよね?
いいえ
◆さようでございますか。
◆たまに せんろを あるいていきやがる 
 おきゃくさまも おいでなので そうなさったら
 よろしいんじゃないですか?
 ↓
はい
◆え?! ホントに?
◆じゃ じゃ じゃあ 3めいさま 300DPに
 なりますけど・・・。
◆きが かわらないうちに のってくださいね。
いいえ
◆グリーンは おきらい と。
◆じゃあ 3めいさま 150DPに なります。


はい
◆しゅっぱつ しんこーーーっ!

(カネがない)◆カネの もんだいで・・・アウト!
いいえ
◆さようでございますか。
◆たまに せんろを あるいていきやがる 
 おきゃくさまも おいでなので そうなさったら
 よろしいんじゃないですか?
♪179 電車に乗って行こう!♪
♪180 たまにはいいでしょグリーン車!♪

えきいん
◆コーバー(タツマイリー)
 コーバー(タツマイリー)
◆ごじょうしゃ ありがとう ございましたー。
(◇リュカは みどりいろしたでんしゃにのる よろこびを あじわった。)


コーバ

ブタマスク
◆おお リュカじゃないか。
◆コーバは もうすぐ へいさされる。
◆ネンドじんも もう ひつようないんだってさ。
◆そしたら ネンドも いらなくなるし コーバも ひつようなし・・・。
◆オレまで ひつようと されてないみたいで せつないよ。
 ははは。
◆おれも ここを しめて ニューポークへ いくことに なった。
◆いろいろ ありがとね。

◆おれも ここを しめて ニューポークへ いくことに なった。
◆いろいろ ありがとね。

ネンドじん
◇もう うごかない。

ネンドじん
◆ムオーン?

クラブ・チチブー

おっちゃん
◆せっかく くろうして がけを のぼってきたのに
 「クラブ・チチブーは へいてんしました」 ・・・だってさ。
◆しょうがないから この そうがんきょうで
 じーーーっくり たのしもうと おもってさ。
◆もう みっかも のぞいてるんだよ。
◆あきないねー・・・。

(双眼鏡から、崩壊したイカヅチタワーが見える)

ハイウェイへの道

ブタマスク
◆イカヅチタワー かいしゅうにつき こっちは たちいりきんしだ!
◆こっちの つごうも かんがえてくれ!


テリのもり

イサクの家のドア
◇ちいさな はりがみが あった。
◇「トカイへ いきます。 
 みなさん また あいましょう」

ライタ
◆すっかり いちにんまえの かおに なってきたな。
◆フリントに ちょっと にてきたかな。
◆いや ヒナワさんにも にてるな。
◆でも いちばん にてるのは やっぱり ふたごの
 クラウスにいさんだよな。
◆どこで なにしているやら・・・。


エオリアのいえ♪173 マジプシーの お・へ・や♪

エオリア
◆あら どうしたの?
◆イオニアちゃんったら おけしょうも しないで。
イオニア
◆なに いってるのよ! エオリアちゃん。
◆おそわれたのよ わたし。
◆だから あなたが ぶじかどうか しんぱいで 
 かけつけたんじゃないの。
エオリア
◆わたしは ぶじよ~。
◆いつもどおり キレイよ。
◆それより あなた さっさと そのなわ ほどいたら?
イオニア
◆あら?! あわててたから きがつかなかったわ!
◆ショーーック!
◆リュカちゃん はやく わたしの なわを ほどくのよ。
◆きが きかないわねー。
イオニア
◆わっ キレイなひと!
◆あら? すっぴんの わたしだったのね。
◆けっこう イケてるじゃない おけしょう してなくても。

(出ようとすると)
エオリア
◆せっかくきたのに どこへいくの?
◆まだ おはなしが あるんじゃない。

◆はじめまして。
◆マジプシーの エオリアよ。
◆あなたが ここに きてくれたのは なにか とても おおきな
 うんめいを かんじるわ。
◆うれしいっ!

ベッド
◇エオリアの ベッドだ。

イオニア
◆ちょっと まってね・・・。
◆きょうも イオニアちゃん キ・レ・イ!
◆できあがりっ!
エオリア
◆んもう。
◆そのくちべに あなたに あげるわよ。
◆おんなどうしで かんせつキッス なんて おことわりだわ。
イオニア
◆あら なんか イヤなよかん・・・。
◆なにかしら なにかしら なにかしら?
◆なーにーかーしーら~♪
(突如地響きが・・・)

♪♪
イオニア
◆あーらぁ! エオリアちゃん!
◆からだが からだが からだが きえかかってるわよーっ?!
エオリア
◆まぁ! まぁまぁ!
◆ほんとだ ほんとだ! きえてる きえてる!
◆きえたりも してるけど わたしは げんきです。
イオニア
◆でも・・・きえてるって ことはー?
エオリア
◆わたしが いままで まもってきた オソヘじょうの はりが・・・
 だれかに ぬかれた ってこと。
◆はりを ぬける だれかが・・・ とうとう あらわれたのね。
◆7ほんのはりで ふういんされていた やみのドラゴンが めをさます・・・。
(テーブルが浮き上がり、ハシゴが出現)
◆この ちかつうろで オソヘじょうの なかにわに いけるわ。
◆ほんとうに はりが ぬかれているなら わたしは もう
 すぐに きえてしまうけど・・・。
◆しっておいたほうが いい。
◆やみのこころを もつものが ぬいたのか。
◆それとも ひかりのこころを もつものが ぬいたのか。
◆どちらかによって せかいの ゆくえは 
 まったく かわってしまうわ。
◆ああ きょうが わたしの 
 きえるひだったのね。
◆イオニアちゃん なんとかちゃん それと ワンちゃん・・・。
◆バイビ~。
イオニア
◆エオリアちゃん・・・。
◆さっぱりしたひと だったわ。
◆だから きがあうの わたしたち。

◆さっ!
◆ここの ちかつうろから オソヘじょうの 
 なかにわに いきましょう。


♪173 マジプシーは お・る・す♪

◇エオリアのかたみを もらった!♪175 ヒゲそりと くちべに♪



オソヘじょう中庭♪169 小さくて大きな奇跡♪

イオニア
◆やっぱり はりは ぬかれている・・・。
◆だれが ぬいたか まったく わからない。
◆やみのドラゴンには はりを ぬいたものの こころが
 うつされていく・・・ といわれているけれど ここには 
 なんの けはいも ただよっていない。
◆よきこころも じゃあくなこころも。
◆・・・ふしぎ。
◆こころのない にんげんなんて このよに いるのかしら。

◆やみのドラゴンは えいえんに ふういんされたまま・・・
 とばかり おもっていた。
◆・・・・・・。
◆いいえ まだかのうせいは のこっているわ。
◆あなたは PKキアイを おぼえることが できたわね。
◆あなただったら もしかして・・・

◆そうだ。
◆あなたには なんのせつめいも してなかったわね。
◆あなたにも はりのことを はなしておかなくちゃ。

  ♪177 クローズユア お・め・め♪

 まず 知っておきなさい。
 この島は 特別に
 まもられた 島なの。

 この わたしたちがいる 島は
 かぎりないパワーと ともに
 あるのよ。

 その パワーとは ドラゴン。
 この島の 地下
 闇に眠る ドラゴンのちから。

 ドラゴンは とてつもなく
 大きいの。
 ・・・この島と
 ほぼ 同じ 大きさ。

 ドラゴンが眠っている おかげで
 島は 災いから 守られている。

 でも ドラゴンのちからは
 大きすぎて 人間には
 コントロールできない。

 だから わたしたち マジプシーの
 とおい昔の 先祖が
 7本の はりを うって
 眠らせてあるのよ。

 1本のはりに
 ひとりのマジプシー。
 ずっと 長い長い時間
 はりを 守って生き続けてきたの。

 でも いつか
 ドラゴンの 眠りを
 さますものが あらわれる・・・。
 ドラゴンのちからが
 必要になる時が くると
 伝えられているのよ。

 ただ そのドラゴンのちからを
 必要とするものが
 悪い心を持っていた場合は
 ドラゴンのちからは
 すべて 悪いものに したがう。
 おそらく 邪悪な 欲望のために
 何もかもが 破壊されつくす・・・。
 そんなことさえ あり得るの。

 むろん その逆のケースが
 わたしたちの願い。
 よい心を持ったものが
 ドラゴンの はりをぬき
 そのちからを 味方につけたなら
 すべての 悪い運命の流れは
 消え去り
 あらゆる いのちが
 光りかがやくことになる。
 そう言われているのよ。

 そして
 気にしないで 聞いて・・・。
 わたしたち 7本のはりを守る
 7人のマジプシーたちは
 自分のまもるはりが ぬかれた時
 1万年の寿命を 終えて
 消えるのよ。
 ロマンチックなのよ わたしたち。


イオニア
◆もうひとつ いいつたえが あるの。
◆7ほんの はりを ぬくことが できるのは
 PKキアイのちからを もつもの だけ・・・。
◆それは わたしたち マジプシーにも できないことなの。
◆つまり あなたは はりをぬく ことのできる
 えらばれたしょうねん なのよ。

イオニア
◆あなたいがいに だれが この はりを・・・。

(中庭を出ようとすると)
イオニア
◆まって! よかんがするの。
◆まだ もうすこし ここに とどまれって・・・。
◆なにか あるんだわ。

(トランシーバーが鳴る)

イオニア
◆なんのおと?
 なんのおと?

ハリのあった場所
◇なにか とてつもない ちからが ねむっているようだ。

(トランシーバー)
ブタマスク
◆ししし しきかんどの! いそいで きてください!
◆つぎの ハリの ばしょが かくてい できました!
◆サルサル サルが とにかく いるんです!
◆サルが あけるんです!
◆あー あぁ じれったい!
◆サルなんです! くわしいことは あとで いいます!
◆キマ キマ キマイラけんきゅうじょに いらしてください!
◆キマイラけんきゅうじょの ばしょは とうぜん ごぞんじですよね?
はい
◆あれ?
◆しきかんどの! きょうは なんだか 
 あかるい こえですね!
◆まぁ いいや。
◆じつは わたしのほうが よく おぼえていなくって・・・
◆クロスロードから でんしゃにのって コーバについたら
 コーバのうらの ロープウェイのりばから
 にしへ むかえば いいんですよね?
 ↓
いいえ
◆あれ?
◆しきかんどの! きょうは なんだか
 あかるい こえですね!
◆まぁ いいや。
◆クロスロードから でんしゃにのって コーバについたら
 コーバのうらの ロープウェイのりばから
 にしへ むかってください。
◆おわかりに なりましたか?

はい
◆ありがとう ございました!
◆さっそく キマイラけんきゅうじょに
 むかいます!
◆サルです! たいへんです!
◆ハリです!
◆しきかんどのも あわててください!
◆ピッ。
いいえ
◆あっ!
◆す す すいません!
◆いま よこを ブタせんしゃが
 とおりすぎてって よく
 きこえませんでした!
◆も も もういちど
 かくにんさせてください!(上へ)
はい
◆ばしょが おわかりでしたら 
 もんだいなしです。
◆おいそぎください。
◆ピッ。
いいえ
◆クロスロードから でんしゃにのって
 コーバについたら
 コーバのうらの ロープウェイのりばから
 にしへ むかってください。
◆おわかりに なりましたか?(ループ)

◇トランシーバーを てにいれた!

イオニア
◆そっちの かいだんを おりれば 
 タツマイリまで ちかみちに なるわ。
◆あなたは そっちへ!
◆わたしは じぶんの まもってきた はりが
 しんぱいに なってきたわ。

◆かならず あなたとは また あえるはず。
◆あえなかったときには わたしか あなたか どちらかが
 このよに いないってことね・・・。
◆うふっ バイビ~!


(別のほうから行こうとすると)
ボニー
◆ワンワン!
(むこうのほうが ちかいって
 イオニアさん いってたよ)