ニコル
◆なんでしたっけ このどうぶつ。
◆サレ? サリ? ハゲ?

リッチ
◆おサル すこしは げんきになった?

トマス
◆ひつようなものが あったら しなものを てにとってみてくれ。
◆・・・って サルよぉ。
 まるで おまえに かたりかけてる みたいじゃないか。
◆おれは うしろのひとと はなしてるんだ。

(商品なし)
◆なんにも なくなっちゃったよ。
◆こんど しいれておくから また きてくれよ。

のらイヌ
◆イサクは ヨクバさんの うつわの でかさに
 すっかり かんしんしているのさ。

リンダ
◆イサクさんに あんまり へんなこと ふきこまないで ほしいんだけど・・・。

アボット
◆シアワセのハコって いろんなふうに かんがえられますよね。
◆このなかに シアワセが はいっているとか
 シアワセが おくられてくるとか シアワセな きもちになっちゃうとか。
◆ぼくは なんだか もう シアワセに なってきたような
 きがします。
◆はははははは!

アビー
◆もらったハコの きれいなひかり ずーっと みてたの!
◆そしたら きもちが フワーッとして いま すごくシアワセ!

エルモア
◆あらま ようこそ おサルづれで。
◆おいで おいで!
◆そして いらっしゃいませ ヨクバさん。

プッシャー
◆おお かわいい ぼっちゃん じゃなくて
 おサルさん だったか。
◆おいで おいで!
◆・・・ま それはさておき ヨクバさん でしたかな。
◆またこんど その カネ? とやらについて
 いろいろと うかがいたいと おもっておりますが。

セバスチャン
◆ふぅ いそがし いそがし。
◆ん? サル?
◆・・・いそがしいんだよ!

オリー
◆ボクと しゃべっても おもしろいことなんて なにもないよ。

リサ
◆・・・そちらの ごしょうばいのかた。
◆さっきは はなしのとちゅうで かえっちゃって ごめんなさいね。
◆ようじを おもいだしちゃったのよ。

ブレンダ
◆あたしはね。 ほんとうに だいじだとおもったら
 あんたのいう シアワセのハコだって いつつも むっつも
 ほしいと おもうのよ。
◆でもね いまはね いえもせまいしね えんりょ してるわけ。
◆わかる? そういうきもち。

ジル
◆わたし いまのままでも じゅうぶん シアワセよ。
◆わたしのぶんが あるなら それは ほかのだれかに ゆずります。

カロリーヌ
◆あら かわいいおサルさん!
(芸する)
◆まぁ!たのしい おどり!
(電撃!)

ヨクバ
◆サルサちゃん。
◆まちのひとを あんまり
 こまらせないように しようね。
◆ヌヘヘ~。


ビフ
◆あ シアワセのおっさん。
◆もらったハコ へやに おいてるけどさ。
◆すぐに シアワセに なれるってわけじゃ ないみたいだね。


イサク
◆おれは この シアワセのハコを きまえよく プレゼントしてくれた
 ヨクバさんに ついていこうと おもうんですよ。

ヨクバ
◆そっちに いくんじゃない!(電撃!)


アレック
◆なんどもいうが わしは シアワセのハコなんぞ いらん。
◆いいかげんに わしのところに くるのは やめてくれんか。


ニッポリート
◆あんた だれだか わがんねけども
 しろのなかさ はいるんなら じゅうぶん きぃつけるだよ。
◆ブタみてぇな かっこうした れんちゅうが しろのなかさ はいって
 わるさしてやがるだーよ。


◇ドアノブを てにいれた!
ヨクバ
◆おい!
◆そんな やすっぽい ドアノブみたいなもの
 ひろってるんじゃない!
(ドアノブをなげすてるヨクバ)
◆いそぐぞ!
◆もたもたするな!


オソヘ城

ブタマスク
◆あそこにある えのなかの じょせいが ずーっと
 オレを みつめてくるんであります。
◆だから じぶんも まけずに みかえして やってるんであります。
◆がんばってるんで あります。

ブタマスク
◆はっ ヨクバさま!
◆ブロンズぞうが このような ありさまですので
 いま あとかたづけの だんどりを かんがえているんで あります。
◆いのちがけです!


ヨクバ
◆どうした。
◆れいの アレは はっけん できたのか!

◆まだ はっけん できてないのか?!
◆われわれいがいの しんにゅうしゃ というのは?

◆ろうじんと くらいかんじの おとこ?!
◆れいの あいつか?!
◆かみがちゃいろくて くらいかんじの ちょっと こうしゅうのある
 びんぼうくさい おとこか!
◆で やつらは どこにいる?

◆さいじょうかいに むかっているだと?!
◆ぶぁっかもぬぉぐぁああ!

◆ぜったいに だしぬかれるな!


ブタマスク
◆ただいま ほかの なかまたちが あの びんぼうくさい おとこたちを
 ついせきちゅうです。
◆われわれは ひきつづき れいのアレを そうさくします。

ブタマスク
◆このしろ オバケで いっぱいでしたが
 かがくのちからで おっぱらって やりましたよ!

ブタマスク
◆はっ ヨクバさま!
◆このへやには れいのアレは ないもようです!

地下の扉
◇とびらは ビクともしない。

ブタマスク
◆いきなり かっちゅうが 3たいも おそってきて
 さすがのオレも ピンチでしたけど そこは ひっさつ
 スパイシーナックルで なんとか こわしてやりましたよ。
◆・・・。
◆れいの びんぼうくさい おとこたちには コテンパンに やられましたが・・・。

ブタマスク
◆ただいま ぜんりょくで れいのアレを さがしてますが
 いまだ みつかっておりません!
◆・・・おい ちびザル おまえに はなしてるわけじゃないぜ。

ブタマスク
◆さっきまで オバケどもが ナマイキにも パーティーを
 ひらいてましたよ。
◆とりあえず かがくのちからで おくのへやに とじこめてやりました。

ブタマスク
◆れいの びんぼうくさい おとこたちは われわれを コテンパンにしたのち
 うえのかいへ むかいました!
◆ぬすっと たけだけしい と おもいました!


よいオバケ
◆ここにいる オバケのかずを おぼえていますか?
◆きおくすることが のうみそのトレーニングに
 なるのですよ はい。

よいオバケ
◆あいてが たとえサルでも いうよ。
◆おれは ヒントいうよ。
◆あおいリボンの かかった プレゼントボックスは なんと!
 「ちず」が はいっているのさ。
◆おぼえておくと べんりだよ。

よいオバケ
◆のど かわきたー!

よいオバケ
◆びんぼうくさい おとこのつぎは サルがきた。
◆びんぼうくさい おとこのつぎは サルがきた。

よいオバケ
◆ぼく かがくのちから ってものに きょうみが でてきちゃった。
◆オバケの ぶんざいで。

よいオバケ
◆あ! いきてるサル!
◆うしろのひとは はいごれいですか?

よいオバケ
◆わたしは オバケの ピアノひき。
◆ピアノがないと めちゃくちゃ オンチなので ふだんは
 うたわないことに してるんです。

よいオバケ
◆その おサルのきぐるみ どこで かりたんだい?
◆おれのは きぐるみじゃ ないって しってた?

(走ると)
よいオバケ
◆ストップ! サル!
◆こんな せまいところで はしらないでくれよ。
◆せまい オソヘじょう そんなにいそいで どこへいく。

コックオバケ
◆こげてる くらいが うまい。
◆なまやけな くらいも うまい。
◆くさる ちょくぜんが さいこう。


ヨクバ
◆チッ いきどまりか。
◆おい サル!
◆ほかのところを さがすぞ!

ブタマスク
◆さっきオバケに ゲップを ふきかけられちゃって・・・
◆なんだか ふわふわオムレツの くさったような においがして・・・。
◆もう れいのアレとか どうでもいいっすよぉ・・・。


(着信)
ヨクバ
◆どうした・・・。
◆なに?! ちかに にげた?!
◆れいのアレも いっしょだと?! わかった!
◆おい サル! これから ちかにむかうぞ!
◆ちかへ つうじる いりぐちが しろのなかに あるはずだ。
◆さがせ!

ヨクバ
◆よし このおくだな。
◆おい!
◆バカザル!
◆なんとかして あけろ!

♪110 おどれ!♪

(踊らない)
◆ボーっと してるんじゃない!(電撃!)♪111 なにがどうした?!♪

(↓)
◆なにが おかしい?!
◆おれのかおに ごはんつぶでも ついてるか?!(電撃!)♪111 なにがどうした?!♪

(踊りをおぼえていない、↑)
◆めざわりなこと するんじゃない!(電撃!)♪111 なにがどうした?!♪

(踊りを完全にはおぼえていない、→←)
◆おどりかたが まちがってるんじゃないのか?


◇きみょうな おどりの へきががある。
◇オソヘのおどり Aパートを おぼえた!

◇きみょうな おどりの へきががある。
◇オソヘのおどり Bパートを おぼえた!

◇きみょうな おどりの へきががある。
◇オソヘのおどり Cパートを おぼえた!

(踊り成功)
♪112 わらえ! よろこべ!♪

◆おお よくやった!
◆よしよし ごほうびだ!(電撃!)
◆ヌッヘッヘッヘ!
◆おら!
◆さっさと いくぞ!

カエル
◆ぴょん。
◆オバケじゃないよ カエルだよ。 セーブしておきますか?
(以下同じ)

とびら
◇むこうがわから カギが かかっているようだ。

ヨクバ
◆なんだ?
◆このレバーは。
◆おい!
◆このレバーを おろしてみろ。
はい
(レバーをおろす。)
いいえ
(電撃!)
◆まだまだ オシオキが たりないのか!
◆たりぬたりぬは くふうがたりぬ。
◆もういちど いうぞ。
◆このレバーを おろしてみろ。
◆わかったか?
はい
(レバーをおろす。)
いいえ
◆まだまだ オシオキが たりないのか!
◆たりぬたりぬは くふうがたりぬ。
◆もういちど いうぞ。(ループ)

クマトラ
◆うわああぁぁぁぁぁぁ!!
ヨクバ
◆!
◆あいつら!
◆すいろに にげこんだのか!
(ブタマスクが来る)

◆なんだ!
◆あいつらに れいのアレを もって にげられただと?!
◆おえ!
◆おえ! おえ! おえーーーっ!!
◆いや はいてるんじゃない。
◆おいかけろと いったんだ!
◆みつけたら すぐに れんらくしろ!

◆ちっ!
◆どいつも こいつも やくたたず ばかりだ!
◆ひとまず YADOに かえるぞ!

レバー
◇うごかなく なってしまった。

ブタマスク
◆やつらを かならず みうしなうであります!
◆いや みうしなわないように きを つけるであります!
◆ただ じぶんは しょうしょう エッチなので
 はんせい してるであります。
◆じぶんは じゃっかん こんらん してるであります!

ブタマスク
◆はっ ヨクバさま!
◆やつらは このしろには もう いないようです!

ブタマスク
◆このしろには もーーーのすごく でっかい・・・
 なんだっけ・・・?
◆なんだかが いるらしいんですよ。
◆こわいっすねぇ。

ブタマスク
◆こんどこそ であります!
◆コテンパンにしてやる であります!

ヨクバ
◆おい サル!
◆ひとまず YADOに かえるぞ!

(入り口でブタマスクがけんか中)
ヨクバ
◆なにを しておるかー!
 さっさと どっちか さがれーっ!
ブタマスク
◆おい!
◆ヨクバさまの めいれいだ!
 さがれ!
ブタマスク
◆ヨクバさまは おまえのほうを むいて いったじゃないか!
◆おまえが さがれ!
ヨクバ
◆うるさーーーーーーいっ!!
◆そんなこと どっちでもいい!
◆りょうほうとも さっさと さがれーっ!!



◆すっかり ひがくれちまった じゃないか!
◆バカものが!
ブタマスク
◆おまえのせいだ バーカ!
ブタマスク
◆ヨクバさまは おまえのほうをみて バカって いったじゃないか!
◆おまえがバカだ! バーカ!
ブタマスク
◆バカって いったやつが バカだ!
◆バーカ!
ヨクバ
◆どっちのバカも さっさと やつらを さがせ!!



中央広場

ブッチ
◆ダスターを にがしたのは あんたじゃ ないのかい?
ウエス
◆わしは そんなことはしておらんし する ひつようもない。
ヨクバ
◆はいはいはいはい みなさんみなさん。
◆わたくしが せっかく さしあげた おカネを
 ぬすむものが いたなんて!
◆・・・やっぱり
◆このむらは のろわれ はじめて いるんですねぇ。

◆あくにんが はびこり ぜんにんが なくような
◆そんな タツマイリむらに しては いけません。
◆みんなが しっかりと
◆シアワセを ついきゅうするように ならなきゃ・・・
 このむらは あぶないですぞ!
クマトラ
◆・・・。(サルサにPSI)
ヨクバ
◆あれ どうしたのかな?
◆その おねえさんが きにいったのかなぁ?

◆ささ
◆あとで こうきゅうバナナを たっくさん あげるから
◆YADOへ かえりましょうね。 サルサちゃん。

(電撃!)


YADO

(電撃!)
ヨクバ
◆おい! バカザル!!
◆おまえ じぶんのたちばが まだ わかっていない ようだな!
◆こんご おまえが いちどでも おれのめいれいに
◆さからったり ちょっとでも へんな うごきをしたら
◆おまえの さいあいの ネーちゃんザルを ものすごく ひどいめに あわせてやる。
◆おぼえておけよ!
◆もう ねろ!
    

(夜・・・)
クマトラ
◆・・・おい。
◆・・・おい! サル!

ヨクバ
◆うーん。(電撃!) 
◇ねがえりを うたれた。

クマトラ
◆おい サル! たすけに きてやったぞ!
◆その インチキやろうは ねむってる。 はやく こい!

ウエス
◆もう だいじょうぶじゃ。
クマトラ
◆おまえが あのインチキやろうの なかまには おもえなかった。
◆なにか じじょうが あるんだろ?
◆かわいそうだったな。
ウエス
◆ヒメ。
◆いいことを しましたな。
◆さて タマゴを もったまま どっかで ぶらついている
 あほじゃない ダスターを しかりつけに いきますかな。
◆どこにどうしていようが ああいう あほは
 ケガも びょうきも せんのですわ。
クマトラ
◆そうだな。
◆あの タマゴをもった ダスターさえ さがせばいいわけだ。
◆そのまえに このサルを じゆうに してやろう。
◆じい インチキやろうが ねむっているうちに
 あの ビリビリさせる きかいを ぬすんできてくれ。
ウエス
◆ああ そうか。
◆さっき ぬすんでくれば よかった。
◆さっそく いってきます。
クマトラ
◆サル もうすこしで らくになるぞ。
◆つらかったろう。
(電撃!)
ウエス
◆サルよ。
◆きかいを ぬすんできたぞ。
◆とちゅうで ちょっと さわってしまったが
 ビリビリしたかな?
◆ごめんごめん。
クマトラ
◆サル。
◆じぶんで ぶっこわしちまいな。
(サルサ機械を壊す。)

クマトラ
◆さあサル どこへでもいけ。
◆おまえは じゆうだぞ。

◆・・・にげられない じじょうが あるのか?
◆なに?(サルサにPSI)
◆そうか カノジョが ひとじち・・・
◆いや サルじちに されてるって・・・。
◆ちっくしょう あのインチキやろう。
◆きたねぇやつだ!
ヨクバ
◆はいはい およびですか?
◆わたくしが その きたねぇ インチキやろうで ございます・・・。
◆じゃないっつーの!
◆こんなところで おあいできるとは クマトラヒメ・・・。
◆ヌヘヘヘヘ。
◆バカザル! にげられると おもったか?!
クマトラ
◆にげられるさ!
◆にがしてやるとも!
◆(じい サル よういは いいか?)
◆(いち にの さん)
◆(・・・で にげるぞ!
  いいな?)

◆(・・・はやいな)

ヨクバ
◆おえっ! にがすなっ!
◆やつらが そっちへむかったぞ!
◆・・・そうか。
◆なら そのままたいきしろ。
◆おれも すぐにむかう。
◆くっくっくっく・・・。
◆にがすものか。 ヌヘ ヌヘヘヘヘ!

クマトラ
◆もりに にげこもう!
◇クマトラと いっしょに いくことに なった!
◇ウエスと いっしょに いくことに なった!

(下に向かう)
クマトラ
◆おい サル!
◆いま そっちにもどるのは あぶない!
◆とにかく にげるぞ!

(上に向かう)
クマトラ
◆こっちは まずいな。
◆やっぱり もりに にげこもう。


クマトラ
◆でかい にんげんだな。
◆おーい。
◆あ わらったぞ。


イサクの家のドア
ウエス
◆へんじが ないな。
◆しかたがない・・・。



クマトラ
◆もう さきまわりしてやがる!
◆サル!
◆ほかのみちを さがそう!

クマトラ
◆くそっ こっちも だめか!
◆もどるしかないのか?!



クマトラ
◆かこまれたな・・・。
◆こうげきしてくるぞ!

♪114 ずうずうしいマーチ♪
ブタせんしゃに おそわれた!
ブタせんしゃは ぼうそうした!
ブタせんしゃは とっしんしてきた!
ブタせんしゃは たいほうを はっしゃした!
ブタせんしゃを ポンコツにした!
ブタせんしゃは たいほうを はっしゃした! しかし たいほうが つまった!
ブタマスクは たいほうのたまを なげつけた!
ブタマスクは もんくをいってきた!
ブタマスクは せきこんでいる!
ブタせんしゃは ガタガタゆれている!
ブタせんしゃは くろいけむりを あげている!
ブタせんしゃは はかいされた!


(再び取り囲まれる)
ヨクバ
◆さぁ クマトラヒメ。
◆おとなしく われわれに したがって いただきましょうか?
(リュカ登場)
ヨクバ
◆なんだ おまえは?
◆こどもは あっちへ いってろ!
ブタマスク
◆こどもは あっちへ いってろ!
ブタマスク
◆しっ しっ!
ブタマスク
◆こども こども!
(リュカが口笛を吹くとドラゴのこども登場)
ヨクバ
◆オーマイポーク!
◆なんで こんなところに ドラゴのこどもが?
◆ドラゴのこども! あっちへ いってろ!
ブタマスク
◆あっちいけ あっちいけ!
ブタマスク
◆しっ しっ!
ブタマスク
◆こども こども!

♪115 ドラゴ!?♪
(リュカが口笛を吹くと、地響きとともにドラゴ登場!ブタマスクをなぎ倒す。)

♪116 ドラゴありがとう!♪

ヨクバ
◆コラ!
◆おまえたち にげるんじゃない!
◆あ・・・ やめ・・・
 やめてっ よしてっ おねがいっ!
クマトラ
◆はっはっはっ。
◆サル きぶんいいか?
(サルサが口笛を吹く。)
ヨクバ
◆あーーーれーーーーーー!
(叫び声を上げるドラゴの親子。)

ウエス
◆リュカ
◆おかあさんが なくなってから ないてばかりいると きいていたが
 りっぱに やっていたんだな。
◆おまえさんの おかげで たすかった。
◆リュカ ありがとう。
クマトラ
◆はじめまして だな。
◆はじめまして! しかも ありがとう!
◆じじょうも わからないのに よく オレたちを たすけてくれたな。
◆いまさらかも しれないが この じいさんから
 じじょうを きいたらどうだ。

ウエス
◆では ワシが せつめいします。
◆リュカ きいてくれるな?
リュカ
はい
ウエス
◆じつはな・・・。
いいえ
ウエス
◆ここは きかないわけには いかんだろう?!

◆・・・というわけじゃ。
◆いや リュカ おまえは このまま
 タツマイリに いてくれ。
◆きっと そのうち クラウスも もどってくる。
◆フリントたちと ちからをあわせて
 このむらを まもってほしいのじゃ。
◆あ わしも およばずながら ちからに なるつもりじゃ。
◆ヒメ! では サルのことは
 たのみましたぞ。
◆あと・・・あの あほさがしも。
クマトラ
◆リュカ なんだか おまえとは
 また あえそうな きがする。
◆しっかりやれよ!
◆よし サル!
◆いこう!


♪117 何かがおかしくなっている♪

 タツマイリの村は
 新しくやってきた行商人の
 思惑どおりに
 変化しつつある。

 かつてあった よきものが
 ぽろぽろと こぼれだして
 捨てられていくことに
 気づいている村人は
 ごく少数だった。
 にぎわいは ましていくのだけれど
 不気味な闇も それにつれて
 深くなっていくようだった。


 だが その闇の中から
 弱々しい少年が
 たくましく育とうとしていた。

 リュカが いま
 悲しみの物語を 明るい色に
 塗りかえようとしている。

 闇が深ければ 深いほど
 夜明けの 太陽は
 まぶしいほどに 明るい。
 あまえんぼうだったリュカは
 いま
 若き太陽に なろうとしている。



◆ぴょん。
◆ここまでの できごとを カエルのわたしが きろくしましょうか?
はい
(セーブ画面)
いいえ
◆あ そうですか・・・。 では またのきかいに。