第2章 泥棒アドベンチャー♪068 第2章♪




♪069 一子相伝♪

ウエス
◆ダスター。
◆・・・わがむすこ ではなく わがでしのダスター。

◆きけ!
◆ときがきた・・・。
◆いや そのときを まっていた わけではない。
◆できれば・・・きてほしくはなかった。
◆ただ わしも おまえも
 そのときのために いつも そなえていたはずだ。
◆わしが おしえたことを こころみるときが
 とうとう きてしまったようだ。
◆まだ てきのすがたは みえぬ。
◆だが わしらは いまから
 いきかたを かえるのだ。
◆かくごは いいな!
はい














いいえ
◆ダスター・・・。
◆わしらは もっと べつのじだいに うまれてきたら 
 よかったかも しれんな。
◆おさないおまえに ムリに くんれんさせて
 ひだりあしを ふじゆうに させてしまったような きがするのも 
 むらびとたちに とけこめないような せいかくに させてしまったのも
 すべて わしのせいだ・・・ と おもうんだよね。
◆ちちをうらむなら うらめ。
◆それできがすむなら いくらでも うらんでくれていい。
◆だが・・・おまえは へんじを えらべない。
◆ダスターよ よくきけ!
◆これは しれんなどではない。
◆めいれいなのだ。
◆ダスターよ。
◆これから おまえに しごとをあたえる。
◆オソヘのしろに しのびこむのだ。
◆そこで「あるじゅうようなもの」を はっけんし もってかえってこい。
◆「あるじゅうようなもの」とは・・・。
◆いや・・・ おしえるひつようは あるまい。
◆ドロボーが ぬすむものの かちを みぬけないようでは
 どうしようもあるまい。
◆それにしても ちょっとだけ ききたいか?
はい
◆それは すっごく だいじそうなものです。
◆なんていうか・・・びっかびか? みたいな。
◆これいじょうは いわないもんね。
いいえ
◆まぁ すこしは ききたがれ!
◆せっかく ヒントをだしてやろうと おもっているんだから。
◆きく?
                                      ↓
はい
◆それは すっごく だいじそうなものです。
◆なんていうか・・・びっかびか? みたいな。
◆これいじょうは いわないもんね。
いいえ ↑
↓     ↑
→→→→
◆ちかしつに おまえのために よういしたものがある。
◆ドロボーのななふしぎ・・・ではなく ドロボーのななつどうぐ じゃ。
◆いや ななつあったかな?
◆ま いいか。
◆もっていくがよい。
◆てきと たたかうときに やくにたつはずじゃ。

◆あのふるいしろには
 せかいの うんめいをかえる たからものが かくされておる。
◆かつて オソヘじょうのおうが まだ あのしろにいたころ
 ・・・だったっけな。
◆わしが そのたからを だれのめにも ふれないばしょに かくした。
◆あの オソヘのおうには あつかえないほどのものだと
 わしは かんがえたのだ・・・ っていう きがする。
◆だが まだみぬてきが あれを てにいれようと
 ねらっているかもしれぬ。
◆ほんらいなら わしがいくべきかも しれんが・・・。
◆ダスター・・・。
◆わしの わざのすべては おまえに たたきこんだつもりだ。
◆おまえのてで やりとげてみよ。
◆よいな!
◆そとにでたら このいえの うらを しらべてみろ。
◆ちかしつとは べつに そこにも ドロボーのななつどうぐ
 みたいなものが かくしてある。
◆なんで そんなふうに バラバラにかくしたか・・・
 わしが ききたいくらいじゃ!
◆ときどき きがむいたら わしが ほじゅうして おくので
 おぼえておくとよい。

(どうぐをとらないと)
◆はなしを きいてなかったのか?!
◆ちかしつに おいてある ななつじゃくの どうぐは
 かならず もっていけ!

◇なかは からっぽのようだ。 
◇・・・と かいてあるので さわらないで おこう。



♪070 ドロボーマインド♪

のらイヌ
◆バウワウ! グルルルル・・・
(おいらの ほんのうが ほえろほえろって うるさいんだけど
 おじさんの しょくぎょうって もしかして・・・?)

マップソン
◆ちずずき ちずもちの マップソンに ごようといえば ちずのことだね?
◆ダスターじゃねぇか。
◆あいかわらず よる であるくのが すきなんだなぁ。
◆ああ オソヘじょうに いきたいのか。
◆なら おれが ちずに しるしを つけてやるよ。
◇ちずに しるしを つけてもらった!
◆こんなよなかに なにをしにいくのか あえて きかねえけど
 オソヘじょうは はねばしが あがってて
 わたれねえことは しってるよな?
◆ただ あのしろは ちかつうろが はりめぐらされてて
 そこから しろのなかに しのびこめるって うわさだ。
◆はかもりの ニッポリートじいさんなら なにか しってるとおもうぜ。

マップソン
◆ちずずき ちずもちの マップソンに ごようといえば ちずのことだね?
◆ちずいがいの はなしも できるよ。
◆とにかく ニッポリートじいさんを さがしてみろ。
◆だれって おめぇ・・・。
◆ヒナワさんの そうしきのときに はかばにいた じいさんだよ。

ナナ
◆あたし ナナ うみのむこうの タネヒネリじまには
 ゆめと あくむの せかいが あるんですって。
◆でも ほんとうのことは だれも しらないんですって。
◆じゃあ なんで あたしがしってるのかな?

ひつじ
◇ひつじが1ぴき・・・
 ひつじが2ひき・・・
 ひつじが・・・

リュカ
◆あ・・・ ダスターさん。 
◆どうしても ねむれなくて・・・。


YADO

ジャッキー
◆やぁ・・・ どうしたの ダスター。
◆キミが うちにくるなんて めずらしいね・・・。

ボブ
◆このむらの ななふしぎ あんたは しってるかい?
◆ぼくが すきなのは タツマイリのななふしぎ その?
 「クロスロードのノッポさん」かな。
◆うん はなしはそれだけ。

ベッツィー
◆あら ウエスおじいさんとこの。
◆テリのもりでの かべのぼりのはなし きいてるわよ。

テッシー
◆いいかげん おみせ しめたいんだけど・・・
◆ボブが かえってくれないのよね。
◆(怒)もう!

エントツ
◆いえがなくなっちまって もともと いそうろうだった
 おれたちも こまってます。
◆でも ここも いごこちは いいんですけどね。
◆テッシーちゃんもいるし えへへ。

アチャト
◆おやかた へいきそうにしてますけど けっこう きついとおもいますよ。
◆なにせ ひとつのベッドに 4にんですからね・・・。

フエル
◆ダスターさんの カベホチっていうワザ
 みてみたかったな。
◆それと・・・
 ぼくも なにか ちからになりたかったです。

ライタ
◆ずっとここに せわになるわけにも いかねぇし・・・
◆そろそろ あたらしい いえを たてなおすことも かんがえねぇとなぁ。

(北に向かうと)

なぞのおとこ
◆・・・
◆おお よそみをしておった。 すまん すまん。
◆すまぬが さきをいそいどるんだ。 これで しつれいするよ。
◆ほれ サルちゃん いくかの。
(サルは振り返るが、なぞのおとこについていく。)

ベッツィー
◆まんなかの おへやの おきゃくさんが つれていた おサルさん
◆とっても かわいいのよ。
◆なきごえは ちょっと かなしそうなんだけどね。

ボブ
◆バーボンを おごってくれた
 おサルづれの きまえのいい きゃくじんに・・・
 かんぱい。

◆がんばれサル! と オレはいいたい。
◆がんばれオレ! とも オレはいいたい。
◆サルはオレに カフェオレ?

◆・・・
◇ねてしまったようだ。

ブッチ
◆ダスター!

◆だれにも いわなきゃ いいはなしを きかせてやるよ。
◆みろよ! このフクロ!
◆なにが はいってるとおもう?!
◆「カネ」だぜ!「カネ」!
◆しってるか?「カネ」!
◆なにって おまえ 「カネ」もしらねーのかよ!
◆・・・まぁ オレも くわしいことは よくしらないけどさ。
◆なにせ タツマイリには なかったものだからな。
◆これからは「カネ」の じだいらしいぜ!
◆ん?「カネのじだい」って なんだ?

◆・・・えっ?
◆ブタと とりかえたんだよ たびのおとこと!
◆そいつ やたらに うちのブタを きにいってくれてさ。
◆これと こうかんしてくれって ないて たのむんだ。
◆みょうな はなしだとは おもったんだけどな。
◆オレは アイツのこと しんじてみることに したよ。
◆なかよくなって ソンする あいてじゃ ないね。

◆とにかく オレがもらったんだから オレの モンだよな?
◆なにも しらないヤツに もっていかれると こまるから
◆こうして いどのなかに かくしておくんだ。
◆・・・ダスター! ・・・ぜったいにひみつだぜ。

いど
50000DPの カネを てにいれた!   
 ・・・が もどしておいた。


(飛行船のようなものがオソヘじょう 上空に・・・)
♪071 あやしい飛行物体♪

イノリバかがみ
◇ひげが のびてきている。

イサク
◆このまえの かじいらい このもりも あれほうだいだよ。

◇すてるに すてられない テーブルだ。

(イサクのいえ北)
◇あしもとに アリがいます。 
◇ふんで しまいそうなので そちらには すすまないでください。


ミソシレ墓場

♪072 ん?♪
ゾンビマン
◆おお・・・ダスター ギッ・・・ギギ・・・。
◆おっ おれ は いぎて るのか・・・?

ゾンビレディー
◆あら・・・ ギギッ・・・?
◆あ たじ しん だんじゃ なかっ たが じら?

ゾンビマン
◆もっと・・・ もっど・・・ ギギギ・・・。
◆もっど いぎでぇよぉぉぉぉおお!

ゾンビレディー
◆おや まぁ ギッ ダスターちゃんじゃない?!
◆ずいぶんと おおギくなって!
◆これじゃ みっかみばんかけても・・・
 たべきれるもんじゃ ないねぇ! ギェッ ギェッ ギェッ ギェッ!

(ゾンビマン2体、ゾンビレディー2体と戦闘)


(負けた場合、オソヘじょう前にて再戦)
ゾンビレディー
◆にがさないよ。
◆ギェッ ギェッ ギェッ ギェッ!


はなたば
◇フリントが いつも はなを たむけている。

ニッポリート
◆おお ウエスじいさんの むすこの ナントカくんかい。
◆おめーさん あいかわらず よなかに はぁ であるぐのが すきだーね。

アリ
◆アリ アリ アリンコッコ!
(どこからともなく こえがきこえる・・・
 んじゃねーよ!
 あしもとを よくみろよ! おれが いるんだよ!
 アリだよ! ふむなよ! ずっと アンタのたたかいぶりを
 みてきたが・・・みちゃいられねぇ! たたかいは リズムなんだよ!
 ドンストストトン ストトントン とかよ!!
 スッテンスッテンスッテンスッテン とかよ!!
 たたかいには てきの こどうにあわせた こゆうのリズムが あるんだよ!
 そのリズムを つかんだら こっちのもんよ!
 16れんぱつくらいの れんぞくこうげきが できるってことよ!
 これをおれは サウンドバトルと なづけたい!
 アリアント アリリャした~)

スズメ
◆チュンチュン。
(スズメアドバイース!
 たたかいの コツについて おはなしして おきましょう。
 あなたと てきが どう せっしょくしたかで
 そのあとの たたかいが ゆうりにも ふりにも なるんです。
 ふつうに しょうめんどうしで ぶつかるとは かぎらないわけで
 てきの バックやサイドから うまく タッチできれば
 だんぜん あなたが ゆうり。
 たたかいに はいったときに てきは うしろを むいてますからね。
 ぎゃくに あなたが バックやサイドを とられると
 たたかいが はじまったときに うしろを むいている あなたが
 かなり ふりに なるわけです。
 あなたが ゆうりなときは ぶつかったときに めのまえが
 みどりいろっぽく なりますし
 あなたが ふりなときは あかっぽく なります。 
 どっこいどっこいの ときは あおっぽい かんじですかね。
 ま ひとことでいえば
 「まえむきに いけやわかもの ゴーゴーゴー」ってね
 そういうことです。
 じゃ さいごに スズメらしく
 チュッチュ チュチュ)

ニッポリート
◆おお ウエスじいさんの むすこの ナントカくんでねーが。
◆ちかつうろの ばけものどもに よーぐまぁ やられずにすんだだね。
◆しろに はいりてえだか?
◆そーれは ムリだーよ。
◆もんに カギさかかってて はぁ びぐともしねえだよ。
◆しろに はいるにゃあ かべを よじのぼるほか ねーだよ。

◆オソヘおうも セナカこうごうも だーれも いねぇ。
◆もう こわれるばかりに なったしろだ。
◆このしろに いるのは ぼうれいどもや
 ばけもんくらいの もんだーよ。
◆かべを よじのぼってまで はいるこたぁねぇ。

◆そういやぁ しろのおヒメさまも どっかべつのばしょで はぁ
 そだてられてるっちゅう はなしだな。
◆なーんでも サルよりも すばしこくて クマよりも つよいという
 とんでもねぇ ヒメぎみらしいだよ。

◆このあたりは むかしは はなばたけ だったらしいけんども
 おらが こんただふうに はぁ やさいばたけに しちまっただよ。
◆はなは きれいだども はらのたしには ならんでなぁ。

かんばん
◇じゃがじゃがいも。

◇ふわふわオムレツの なえ。

はねばし
◇カギが かかっている。

もん
◇うちがわから カギが かかっている みたいだ。

かべ
◇ここのかべは のぼれそうにない・・・。

◇ここのかべなら のぼれそうだ。
◇かべを のぼりますか?
→はい
(カベホチでのぼる。)

◇なにかの はいきぶつ

アリ
◆アリ アリ アリンコッコ!
(あしもとを よくみろよ! おれが いるんだよ!
 アリだよ! ふむなよ! たたかいのリズムが
 まだ よくつかめてねーようだな。 リズムをつかむには
 あいてのこどうを しることなんだよ。 てきをねむらせて
 しんぞうのこどうを きけるって しらなかったのか?! 
 おれは しってた!! いまから おまえも しれよ。
 ・・・しかし じつは ま やらなくても たたかえるけどな。
 アリアント アリリャした~)